スタディーツーinシェムリアップ(2021.2.12~14)
- lensman3
- 2021年5月16日
- 読了時間: 2分
2月12日早朝シダさんがバッタンバン州へ出向き参加者をピックアップ、プレイプリエル村から5名とタグネン村から4名計9名が参加し研修旅行が始まりました。
当日は心配されていたコロナ感染予防の規制の影響もなく、スムーズに移動できました。
ササルスダム村(コミューン)訪問
途中セービング・グループのメンバーで焼き鳥を販売している屋台を見学した後、小規模のセービング・グループを運営しているササルスダム村を訪問、実際の手帳(通帳のようなもの)を見ながら説明を聞きました。
初めて知るセービングの仕組みに皆興味深々、熱心に聞き入っていましたが、一見簡単そうに見えても実際は難しいことがある、そのために初めは委員会のメンバーだけでなく全員が参加してのトレーニングが必要なのだとシダさんからの補足説明がありました。


キエン・サンケコミューン訪問
養鶏を行い市場向けに鶏を出荷している村を訪問、主人のセレイ氏から養鶏の仕方の説明を受けました。
養鶏の初期段階に必要なものとして有精卵の孵化機があり、このコミューンで使っている物は大型のもので値段も高いとのこと。シダさんがもっと小さく手軽に使える孵化装置を探してくれるということになりました。

チレイ・トゥボン村訪問
サービング・グループのメンバーで、セービングを利用して様々な事業を展開しているご夫婦を訪ね、大規模なセービングの仕組みや事業のやり方などを詳しく説明してもらいました。
ご主人は地場野菜や米の栽培方法、コンポストの作り方を他の村人に指導するトレーナーとして活動したり、安全な野菜をシェムリアップの市場で売ったりと、作った作物をどのように流通に乗せるかの知識を持っています。
また奥さんは養鶏のグループを組織し市場に流通させる仲買人として働いており、そのノウハウなどを話してくれました。
このご夫妻の話はとても具体的で、細かい点まで実際の体験に基づいていて分かりやすく、聞いているメンバーは強く刺激されたようでした。

最後に美しい湖の辺りにあるエコビレッジを見学、ここは観光客のために環境を整備し、地元の新鮮な食材を使った料理でもてなす、観光村として運営されているとのこと。
美しい風景と美味しいクメールうどんで癒されました。

Comments